最低賃金の種類「地域別」「特定」とは

最低賃金には「地域別」と「特定」の二種類があります。
「地域別最低賃金」は、都道府県ごとに設定されています。
「特定最低賃金」は、特定の事業、職業ごとに設定されています。

地域別最低賃金は、すべての都道府県において設定されるものです。
各都道府県の労働局長によって、金額の改正が必要だと認められた場合、
各地方最低賃金審議会にて諮問し、専門部会による調査審議を経て、
地方最低賃金審議会の答申を尊重して決定されます。
この地域別最低金額は、正社員のみではなく、
産業や職種に関わりなく、パート、アルバイト、高齢者、
外国人労働者など、すべての労働者に適用されます。
地域別最低賃金額を下回る賃金を支払った場合、
罰金は上限50万円となっています。

最低賃金の種類「地域別」「特定」とは特定最低賃金は、関係労使の申し出に基いて、
最低賃金審議会の調査審議を経て、
地域別最低賃金より高い最低賃金を定めることが
必要と認めた産業において、設定されています。
全国において、239件の最低賃金が定められています。
特定最低賃金額を下回る賃金を支払った場合、
罰金額は上限30万円になっています。

特定最低賃金は各都道府県の特定産業ごとに設定され、
基幹的労働者に適用されます。
基幹的労働者とは、以下の条件の人々を除いた労働者です。
・18歳未満、65歳以上の人
・雇入れ後6ヶ月未満で技能習得中の人
・主に片付けや掃除の業務に従事する人

地域別最低賃金と、特定最低賃金の両方が同時に適用される場合には、使用者は、高い方の最低賃金額以上の賃金を支払う必要があります。

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